こんにちは、ふみです。みなさんは Google アカウントをお持ちですか?
私は個人用の Google アカウントを持っていて、Google の各種サービスが使えるようになっています。
そして、Google アカウントがあると、Google AdSense(グーグルアドセンス)を利用してウェブサイトを収益化することができます。
個人用の Google アカウントは無料で作成できます。
しかし、法人で Google AdSense(グーグルアドセンス)を利用する場合、G-Suite で法人用アカウント(有料)を作成する必要があります。
当サイト「ふみの会社経営日記」を Google AdSense で収益化する為、まずは G-Suite(ジースイート)で法人向けアカウントの登録に挑戦しました。
CONTENTS
G Suite について
G Suite は Gmail、ドキュメント、ドライブ、カレンダー等のビジネス利用を提供している有料のグループウェアサービスです。
G Suite に登録することで、Google の法人向けアカウント(G Suite アカウント)を取得することができます。
G Suite のユーザーあたりの月額料金は、Basic が680 円、Business が1,360 円、Enterprise が3,000 円です。(2020年6月現在)
Google 法人向けアカウント(Gmail 利用なし)の取得手順
Google の法人向けアカウントは Gmail 利用の有無により取得手順が異なります。
G Suite の申し込みはすでに取得しているドメインを利用するか、申し込みの際に新しいドメインを購入する必要があります。
独自ドメインを取得する記事はこちら:ムームードメインで独自ドメインを取得しました
我が社は独自ドメインを既に取得済みで、Gmail を利用しない条件で Google の法人向けアカウントを取得しました。
その手順は次のとおりです。(2020年6月現在)
G Suite アカウントの作成
1.
G Suite のサイトにアクセスし、「料金」をクリックする。
(右上の「無料試用開始」をクリックすると G Suite Business が選択される)

2.
G Suite 各プランの利用料金が表示される。
利用するプランから「無料試用開始」をクリックする。
3.
ビジネス名には登録する会社名を入力し、自分を含めた従業員の人数にチェックを入れた後、「次へ」をクリックする。

4.
苗字、名前、メールアドレスを入力後、「次へ」をクリックする。

5.
独自ドメインをすでに取得している場合は、「ドメインを持っている」にチェックを入れた後、「次へ」をクリックする。

6.
独自ドメインを入力後、「次へ」をクリックする。

7.
「このドメインを使ってアカウントを設定しますか?」が表示される。
独自ドメインを使って G Suite アカウントを設定する場合は、「次へ」をクリックする。

8.
予備のメールアドレスを入力後、「次へ」をクリックする。(G Suite からのメールが予備のメールアドレスにも毎回届くようになる)

9.
「フィードバックをお寄せください」が表示される。
Google から役に立つ使い方、特典、お知らせを掲載したメールを希望の方は「OK」を、メールが不要な方は「いいえ」をクリックする。

10.
「ログイン情報を入力しましょう」が表示される。
自分のユーザー名(G Suite アカウント名)を入力し、G Suite アカウントのパスワードを設定します。
「私はロボットではありません」にチェックを入れた後、「同意して続行」をクリックする。

11.
「G Suite アカウントが作成されました」が表示される。
「設定に進む」をクリックする。

これで G Suite アカウントが作成されました。このあとは管理コンソールで各種設定をします。
独自ドメインの所有権を証明する
1.
G Suite アカウントを作成すると「管理コンソールへようこそ」が表示される。
「次へ」をクリックする。

2.
「(独自ドメイン名)の所有権を証明してください」の右側の「所有権を証明」をクリックする。

3.
「確認手続きの流れ」が表示される。その後、「確認コードを追加しましょう」の右下の「コピー」をクリックする。

4.
このコード(TXT レコード)を、ドメインを登録した会社の DNS レコードに追加する。
(設定方法はドメインを取得した会社によって異なる)
ドメインを登録した会社で TXT レコード設定後、G Suite 側で所有権が確認できると「(ドメイン名)の所有権を証明しました」が表示されます。
Gmail を無効にする(独自ドメインのメールを使い続ける場合)
独自ドメインのメール設定を変更せずに現在のまま使い続ける場合、組織内のユーザーが Gmail を使用しないようにするために Gmail を無効にする設定をします。
1.
左上の「Google Admin」をクリックする。
2.
G Suite の管理コンソールが表示される。
「アプリ」 > 「G Suite」 > 「Gmail」 をクリックする。
3.
右上の「サービスの編集」をクリックする。

4.
サービスのステータスの「オフ(すべてのユーザー)」にチェックを入れた後、「保存」をクリックする。

これで Gmail が無効になりました。
支払いの設定(G Suite Basic)
G Suite のトップページの「無料試用開始」から G Suite アカウントを作成した場合、料金プランは G Suite Business に設定されています。
試用期間終了後に料金の安いプラン(Basic)で G Suite を始めるには、料金支払いの設定をする際にダウングレードする必要があります。(プラン変更後に無料試用期間が復活することはありません。)
1.
G Suite の管理コンソール(Google Admin)にアクセスし、G Suite アカウントでログインする。
2.
G Suite の管理コンソールが表示される。
「お支払い」をクリックする。
3.
料金プランを G Suite Business から G Suite Basic にダウングレードする場合、「お支払情報」右側の 「アクション ▼ 」> 「G Suite Basic にダウングレード」をクリックする。

4.
ダウングレードの内容を確認し、問題なければ「G SUITE BASIC にダウングレード」をクリックする。

5.
「G Suite Basic を追加」が表示される。
「フレキシブルプラン」をチェック後、「次へ」をクリックする。

6.
「G Suite 無料試用に関する追加利用規約」が表示される。
7.
名前と住所、メインの連絡先、お支払い方法等を入力、編集後、「次へ」をクリックする。
ここで注意する点は次のとおり。
- 日本人の名前は苗字と名前の位置が逆転しているので気になったら修正する。
- 法人の「カードの名義」は、利用者個人の名前を入力する。
8.
「G Suite Basic に登録しました。」が表示される。

これで G Suite Basic の支払いの設定が完了しました。
G Suite の支払いの設定が完了しても、無料試用期間が途中で終了することはありません。(標準の G Suite アカウントにアップグレードすると無料試用は終了します。)
料金支払いの設定していると試用期間終了時に自動で請求され、支払いが完了すると標準の G Suite アカウントにアップグレードされます。
まとめ
- Google の法人向けアカウントは G Suite で作成する。(有料)
- G Suite のトップページから無料試用開始すると「G Suite Business」になるので、料金の安いプランで利用するには料金支払いを設定する前に「G Suite Basic」にダウングレードする必要がある。
- G Suite Business の無料試用期間中に G Suite Basic にダウングレードしても無料試用期間は復活しない。
- G Suite の料金支払いを設定した後も、無料試用期間は継続される。
ありがとうございました。
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