合同会社を自分で設立する話 その1

会社設立

こんにちは、ふみです。

みなさんは自分の会社を持ちたいと思ったことはありませんか?

私は20代の頃から自分の会社を持ちたいと思っていました。
そして、現在、自分の会社を設立する手続きを進めています。

会社を設立する3つのパターン

税理士事務所に依頼して無料で会社を設立

税理士事務所に依頼して会社を設立するのは簡単ですが、会社設立を依頼した税理士事務所と契約しなければならないという縛りが発生します。

司法書士に依頼して有料で会社を設立

司法書士に依頼して会社を設立することができますが、司法書士に支払う報酬が高いです。

会社設立書類を自分で申請して会社を設立(セルフ登記)

会社設立書類を自分で申請すると司法書士に支払う報酬が不要になるので安くできますが、とても手間がかかります。私はこのパターンで会社を設立します。

会社設立の書類作成

会社設立書類を独力で作成する事に少し不安がありましたので、行政書士事務所のホームページから会社設立書類を作成しました。「かんたん会社設立」という名前のサイトです。
自分で必要な項目を入力すれば会社の設立に必要な書類が作成されるシステムです。
入力に不備があれば 行政書士事務所からご連絡いただけるので安心です。

システムの利用と同時に購入できる印鑑が安かったので、印鑑も一緒に購入しました。
行政書士事務所に支払ったお金はシステム利用料5,900円、印鑑3点セット(柘)が4,320円、印鑑ケースが1,880円で合計12,100円(税込)でした。(2019年5月21日時点)

株式会社と合同会社の違い

会社を設立するには、まず会社の形態を選ぶ必要があります。
会社の形態は全部で4つから選べますが、主に株式会社と合同会社の2つに分かれます。

株式会社の特徴

  • 設立にかかる費用が高いが、信用も高い。
  • 株式会社のトップは「代表取締役」で格好いい。

合同会社の特徴

  • 設立にかかる費用が株式会社より14万円安いが、知名度が低い。
  • 合同会社のトップは「代表社員」で従業員と間違われそう…

私の会社では他社と直接取引するような事業を予定していませんので合同会社を選びました。

合同会社の定款作成

  • 商号(会社の名前)
  • 目的(会社の事業内容)
  • 本店所在地(会社の住所)
  • 資本金(会社設立時に会社に持たせるお金)
  • 業務執行社員(会社役員になる人)
  • 代表社員(社長になる人)
  • 事業年度(決算月)

以上の事項を決めて電子定款に記載します。
定款は会社の憲法のようなものです。
私が特に気を付けたことは次の3点です。

  • 会社の事業内容
  • 資本金
  • 決算月

会社の事業内容

事業内容についてですが、定款に書かれていない事業をしたら違反になりますので、定款の変更する必要があります。定款の変更はお金がかかります
また、定款に本業以外の事業内容を記載したことが原因で銀行に融資を断られた場合に定款の変更するケースも考えられます。
私の会社は銀行に融資してもらう予定がありませんので、将来予定している(競走馬の所有等の)事業内容はすべて定款に記載しました。

資本金

資本金についてですが、資本金1000万円以下にすると会社設立2期までは消費税が免除される特典が受けられます。(2019年現在)
私の会社は資本金を300万円にしましたので、2021年の決算月まで消費税免除の特典が受けられます 。

決算月

決算月は翌年の設立月の前月までとするのが消費税が免除される特典が長く適用されるので有利です。
私の会社は6月設立ですので、決算月を5月とするのが最も長く消費税免除の特典を適用できます。
しかし、今後は株の売買を予定していますので、3ケ月毎の取引残高報告書の発行月に合わせて決算月は3月にしました。

出資金の振り込み

定款作成後は、自分の銀行口座に出資金を振り込んで、通帳に記帳しました。(定款作成日以前の出資金の振込は無効
私が出資金を振り込んだ銀行口座はゆうちょ銀行( 郵便局 )でしたので、ついでに収入印紙6万円(合同会社の登録免許税)を購入しました。
出資金の振込を記帳した通帳はコピーして、コピーした紙は会社設立書類にまとめました。

会社設立書類の発送

会社設立日は会社設立書類が法務局に到着した日になります。(法務局の休日を除く)
私は5月24日に会社設立書類を郵便局から6月3日の配達日指定の簡易書留で法務局に発送しましたので、私の会社の会社設立日は6月3日になります。
送料は481円(税込)でした。(配達場所により値段が異なります)

現在はここまでの手続きを終えて、法務局の登記完了を待っている状態です。

会社の設立をご検討されている方の参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。

次の記事はこちら:合同会社を自分で設立する話 その2

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