【Windows Update】更新したら Office 2019 が 365 に変わりました

Windows PC

こんにちは、ふみです。みなさんは Windows 10 の PC(パソコン)を使っていますか?

私は Windows 10 の PC を使っていて、2021年‎2月2日に Windows Update を適用しました。
翌日にPCを起動して Outlook や Excel を使ってみたところ、アプリケーションの画面がいつもと違う感じに変わっていました。
アプリケーションの起動画面を確認すると、今まで使っていた Office 2019 ではなく、Office 365 のロゴが表示されていました。

Microsoft 365(Office 365)について

Micorosoft のホームページを確認すると

Microsoft 365 は、ユーザーがより多くのことを達成できるように、革新的な Office アプリ、インテリジェントなクラウド サービス、最高水準のセキュリティをひとつにまとめたソリューションです。

出典:Micorosoft 365 とは?Office 365 との違い (microsoft.com)

と記載されていました。

私は Microsoft 365 を今まで使ったことがなかったので使用感について語ることができませんが、Excel 365 では UNIQUE関数や FILTER関数等、新しい関数が追加されていて、高度な計算が手軽にできるようになります。

Microsoft 365 の料金体系は年払いのタイプと永続ライセンスのタイプに分かれています。

アップデートされた EXCEL 365 のライセンス情報は、アプリケーションを起動して「ファイル」>「アカウント」から確認したところ、今まで使っていた「Microsoft Office Professional 2019」が引き継がれていました。

365 を Office 2019 に戻す(Outlook は要注意)

2021年2月の Windows Update が原因で Microsoft 365 になってしまった PC を Office 2019 に戻すには、前のバージョンの Windows 10 に戻すと元に戻ります。

しかし、ここで注意してほしいことがあります。今まで使っていたメールソフトが「Outlook」の場合、Office 365 から Office 2019 に戻すと、Outlook に登録されている電子メールアカウントの設定が全て削除されます。メールアカウントを再設定するまでの間、メールの送受信や、今までのメールを確認することができなくなります。
メールアカウントの設定はメールアドレスのインターネットプロバイダー(独自ドメインの場合は契約しているレンタルサーバー)のメール設定情報を確認して設定することになるので、かなり面倒で時間のかかる作業です。

Windows 10 を前のバージョンに戻す手順は次のとおりです。

左下の Windows ボタンから「設定(歯車のマーク)」>「更新とセキュリティ」>「回復」> 前のバージョンの Windows 10 に戻す、の下の「開始する」> 以前のバージョンに戻す理由をチェック後、「次へ」>「行わない」>「次へ」>「次へ」>「以前のビルドに復元する」

その後、Windows PC を再起動すると元のバージョンの Office 2019 に戻ります。

Office 2019 に戻した後の設定

Excel 2019 の設定

Windows 10 を前のバージョンに戻した後に Excel を起動すると、「ライセンス契約に同意します。」が表示されます。
「同意する」>「次へ」> Microsoft に送信しますか?の「はい」か「いいえ」をチェックした後、「確認」>「完了」

これで今まで通り Excel 2019 が使えるようになります。

Outlook (POP) の設定

Outlook を起動するとメールアカウント設定が削除されているので、メールアドレスの確認画面が表示されます。
私はメールデータを PC に保存する方式(POP)で設定しているので、POP のメール設定の方法について紹介します。

Outlook を起動後、メールアドレスの確認画面が表示された状態からの設定手順は次のとおりです。

メールアドレスを入力後、「接続」>「POP」> POP アカウントの設定に、インターネットプロバイダー、またはレンタルサーバーで確認したメールサーバーの情報、暗号化の設定等を全て入力した後、「次へ」>メールパスワードを入力後、「次へ」

この後、メールアドレスのアカウント設定が正確に入力できれば、「アカウントが正常に追加されました」が表示されます。

複数のメールアドレスを使っている場合は、別のメールアドレスを追加のすぐ下にさらに追加するメールアドレスを入力後、「次へ」をクリック後、同様の手順でメールアカウントを設定します。

全てのメールアドレスのアカウント設定が終了したら、「Office Mobile をスマートフォンにも設定する」のチェックを外して「完了」をクリックするとメールアカウントの設定が完了します。(Office Mobile をスマートフォンにも設定していた場合は、チェックを入れて設定します。)

これで今まで通り Outlook が使えるようになります。メールデータも元通りに戻ります。

これからも 365 をどうしても使いたくない場合、Windows 10 Update を「手動更新」にして、2021年2月の「バージョン20H2の機能更新プログラム」を適用しないようにしましょう。

Office 2019 に戻した後、365に再度更新するには

Office 2019 に戻したけど、やっぱり新しい Office 365 を使いたくなった場合、「バージョン20H2の機能更新プログラム」を適用すると Office 365 へ再度更新されます。

Windows 10 を前のバージョンに戻す手順は次のとおりです。

左下の Windows ボタンから「設定(歯車のマーク)」>「更新とセキュリティ」で Windows Update が確認できます。

2021年2月の「Windows 10、バージョン 20H2 の機能更新プログラム」が Office 2019 から Office 365 へ更新されるプログラムです。「ダウンロードしてインストール」をクリックし、PC を再起動すると Office 2019 から Office 365 へ更新されます。

まとめ

  • 2021年2月の Windows Update 「Windows 10、バージョン 20H2 の機能更新プログラム」を適用すると Office 2019 が Microsoft 365 に変わる
  • Excel 365 は UNIQUE関数や FILTER関数等、新しい関数が使えるようになる
  • Microsoft 365 に変わった PC は Windows 10 を前のバージョンに戻すと Office 2019 に戻るが、 Outlook のメールアカウント設定が全て削除される

今回、365 を Office 2019 に戻す方法を紹介しましたが、私は新しい Excel関数が使えるようになった 365 を使います。

2021/02/09追記 2月8日まで Office は 365 でしたが、2月9日にPCを起動してOffice を起動したところ、全ての Office アプリケーションが2019 に戻っていました。Excel 365 で使える新しい関数も使えなくなっていました。
2月8日~9日の間はWindows Update の更新履歴がありませんでしたので、Microsoft 社が Windows 10 のユーザーに分からないように Office アプリケーションをロールバック(前のバージョンに戻)したようです。

ありがとうございました。

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