【VBScript】Windows メモ帳プログラミング入門(第1回)プログラムの作成と実行

Windows PC

こんにちは、プログラマーのふみです。みなさんはコンピューターでプログラミングができますか?

私は今まで、VB(Microsoft Visual Basic)系のプログラムを良く使っていました。
最近はブログ編集の為に、HTMLを使い始めています。HTMLの記述もプログラミングの一つです。

さて、日本の小学校では、2020年度からプログラミング教育の全面実施が始まります。
そこで、今回は VBScript(ブイビースクリプト)という言語を Windows 10 に標準搭載されているアクセサリの「メモ帳」に記述して使う、超簡単なプログラミングを紹介します。
誰でもすぐにプログラマーになれるよう、ざっくりと説明していきます。

VBScript って何?

VBScript は、Microsoft Visual Basic Scripting Edition の略で、VBSとも呼ばれています。
Microsoft Excel のマクロで使われている、VBA(Visual Basic for Applications)も同じ系統の言語で、VBScript と同じプログラムコードが頻繁にでてきます。
VBScript のプログラムファイルの拡張子は「.vbs」です。

VBScript のメリットとVBAのデメリット

VBScriptの最大の利点は Windows PC があれば、「メモ帳」を使って簡単にプログラムが作れて、プログラムの実行まで簡単にできるところです。
自分の会社で使っているPC(パソコン)が Windows であれば、会社の様々な定型業務を VBScript のプログラムに置き換えて自動化することが可能です。

一方、Excel等のマクロで使われるVBAはPCに Microsoft Office がインストールされていないとプログラムが作れない上、使うこともできません。
また、VBAはプログラムを実行する前に、Microsoft Excel のアプリケーションを起動しなければならず、時間がかかるのが欠点です。

プログラムの作り方

ここでは「こんにちは、世界!」のメッセージが表示されるプログラムを作ります。
これは「Hello world」と言われるプログラムで、英語の教育に例えると、初めて習う「This is a pen.」や「I have a pen.」に相当するものです。

Windows 10 のメモ帳の開き方

1.
画面左下、タスクバーの[スタート]ボタンをクリックする。(または、キーボードの Windows ボタンを押す。)

2.
表示されたスタートメニューから「Windows アクセサリ」をクリックし、「メモ帳」をクリックする。

メモ帳を起動する手順はここまでです。

<豆知識>
メモ帳はタスクバーの「ここに入力して検索」のテキストボックスに「notepad」の文字を入力してからEnterキーを押しても起動します。

プログラムコードを入力して、拡張子「.vbs」のファイルを作成する

3.
メモ帳に次のコードを入力する。(コピー&ペーストでもOK。手入力する場合、「MsgBox」と「”」の間は半角スペースを入れる。)

MsgBox "こんにちは、世界!"

4.
メモ帳の左上、メニューバーの「ファイル(F)」をクリックし、「名前を付けて保存(A)…」をクリックする。

5.
「名前を付けて保存」のダイアログボックスが表示される。
左のナビゲーションウィンドウから「デスクトップ」をクリックし、「ファイルの種類(T):」右側のドロップダウンリストボックスをクリックした後、「すべてのファイル」をクリックする。

6.
「ファイル名(N):」のテキストボックスに「Hello world.vbs」を入力後、「保存(S)」をクリックする。(文字コードはANSI)

これでデスクトップに「Hello world」という名前の VBScript のプログラムファイル(vbsファイル)が保存されました。
メモ帳は右上の「×」をクリックすると終了します。

プログラムを実行する

1.
デスクトップに保存された「Hello world」のvbsファイルをダブルクリックすると、プログラムが動作して「こんにちは、世界!」のメッセージが表示される。

Hello world のメッセージ表示

2.
「OK」をクリックすると、メッセージ表示が消えて、VBScript のプログラム動作が終了する。

これで、プログラムの動作確認は終了です。

上手にプログラムが動作しましたか?ここまで出来たあなたは、もう立派なプログラマーです。

エラーメッセージが表示されたとき

VBScript のコードの記述を間違えていると、プログラムを実行したときに Windows Script Host のエラーメッセージが表示され、プログラムの動作が中断されます。

「OK」をクリックすると、エラーメッセージが消えて、プログラムの動作が終了します。
次で紹介するvbsファイルを再編集する方法でコードの記述を修正します。

vbsファイルを再編集する方法

先ほどデスクトップに保存した「Hello world」のvbsファイルを再編集する例を使って説明します。

1.
メモ帳を起動し、メモ帳の左上、メニューバーの「ファイル(F)」をクリックした後、「開く(o)…」をクリックする。

2.
「開く」のダイアログボックスが表示される。
左のナビゲーションウィンドウから「デスクトップ」をクリックし、「テキスト文書(*.txt)」のドロップダウンリストボックスをクリックした後、「すべてのファイル」をクリックする。

3.
「Hello world」のvbsファイルをクリックして「開く(O)」をクリックする。

これでVBScriptのプログラムファイルを再編集できるようになります。

一番手前に表示される「Hello world」の作り方

「Hello world」のプログラムが作れたプログラマーのあなたは、次からはコードだけ見ればすぐにプログラムファイルが作れます。次のステージへステップアップしましょう。

先ほどの説明で使った「Hello world」のプログラムは、メッセージが表示されているときにメモ帳などのアプリケーションを新たに起動すると、新しく起動したアプリケーション画面の下に「こんにちは、世界!」のメッセージが隠れてしまいます。
しかし、後からアプリケーションを表示しても、メッセージ表示が隠れないようにすることもできます。
VBScriptのコードは次のとおりです。

MsgBox "こんにちは、世界!", vbSystemModal

vbsファイルを実行して「こんにちは、世界!」のメッセージが表示されているときに、新しいメモ帳を起動してメッセージが隠れないことを確認してみましょう。

ここまで出来たあなたは、プログラマーとして、さらにできるようになりました。優秀です。

MsgBox関数について

「Hello world」のプログラムで使用したコード「MsgBox」はメッセージを表示させる関数です。
MsgBox関数は後ろに半角スペースを開けて「”」で囲んだ文字を表示させることができます。
「”」の後ろに付け加えた「, vbSystemModal」はメッセージを画面の一番手前に表示させる、MsgBox関数の引数(ひきすう)です。
MsgBox関数はVBAでも同じ書き方ですので、ここで紹介した「Hello world」のプログラムは、Excel等のVBAでも動作します

MsgBox関数を使わないメッセージ表示のしかた

MsgBox関数を使わないでメッセージ表示する、VBScriptのコードは次のとおりです。

WScript.Echo "こんにちは、世界!"

こちらはExcel等のVBAでは動作しないコードです。VBScriptにはこういうメッセージ表示の書き方もあるという事を頭の隅に留めておく程度でいいと思います。

WScript.Echo で表示されたメッセージ

まとめ

  • メモ帳にVBScriptのコードを記述して拡張子「.vbs」で保存するとVBScriptのプログラムファイルになる。
  • MsgBox関数はVBAでも利用できる。
  • 「Hello world」プログラムは、英語の教育に例えると「This is a pen.」に相当する。

ありがとうございました。

新しい記事はこちら:
【VBScript】Windows メモ帳プログラミング入門(第2回)命令の順番
【VBScript】Windows メモ帳プログラミング入門(第3回)条件分岐
【VBScript】Windows メモ帳プログラミング入門(第4回)ループ処理

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