こんにちは、ふみです。みなさんは玄関の鍵が回らなくて家に入れなくなったことがありますか?
私は冬の寒い朝、玄関に鍵をかけてから新聞を取りに外に出た後、帰った時に玄関の鍵が回らなくてとても焦ったことがあります。その時は薄着でしたのでとても寒い思いをしました。
スマホから「鍵が回らない」で検索すると「鉛筆でこする」、「専用の潤滑油を使う」等、様々な解決方法が紹介された鍵の修理業者さんのサイトが見つかります。
しかし、1人暮らしの人が財布を持たずに外出して自宅の鍵が回らなくなった場合、鉛筆や専用の潤滑油が用意できないのでどうしようもなくなってしまいます。
そこで、今回は道具を使わずに回らなくなった玄関の鍵を回す方法を紹介します。
CONTENTS
ドアを少し引きながら鍵を回す方法
道具を使わずに回らなくなった玄関の鍵を安全に回す方法は次のとおりです。
ドアノブを回して(引いて)少しドアを引いてみる
玄関の鍵が回らない場合、まずは施錠された状態の玄関のドアノブを回した(引いた)状態でドアを少し引いてみます。すると、少しだけ動いて動かなくなります。
これはドアの中のデッドボルト(ドア側の鍵で動くかんぬき)がストライク(建物側のかんぬき受け)にぶつかったのでドアがこれ以上動かなくなっている状態です。
少しだけドアを戻して鍵を回してみる
ドアを引いて動かなくなった状態から少しだけドアを戻します。最初の状態と動かなくなるまで引いた状態の中間の位置で、デッドボルトがストライクにぶつかっていない状態にします。
この状態で鍵を回してみましょう。
鍵がスルリと回ったら玄関が開錠されて家に入ることができます。
ドアを少し引いても鍵が回らない場合※
ドアを少し引いても鍵が回らなかった場合、安全ではないが道具を使わずに鍵を回す方法があります。これは私が新聞を取りに行って家に入れなくなった時に試したら開いた方法です。
ドアを少し引いた状態で鍵を差し込んだ後、軽い力で素早く複数回回転させます。
強い力を入れてもまったく回らなかった鍵は、軽い力で素早くカチャカチャ回転させるとスルリと簡単に回りました。
【※注意】
鍵の修理業者さんのサイトでは「無理やり鍵を動かすと鍵や鍵穴が破損するおそれがある」と紹介されているので、この開錠方法は推奨しません。
しかし、お金もない、スマホもない、近所に助けてくれる人が誰もいない場合、道具なしで扉を開けないとどうしようもない時があるので紹介しました。
軽い力で素早くカチャカチャ回したくらいで鍵が壊れることはありませんが、この方法を実践して万一、鍵が破損しても、当サイトは責任を負いかねます。
24時間換気(陰圧)が原因で鍵が回りにくくなることがある
最近のマンションは24時間換気ができるようになっています。
気密性が高いマンションで換気扇を使用している時は、室内の空気を輩出する力が強く、給気口からの空気の吸い上げが追いつかなくなることがあります。この状態が続くと、室内の気圧は外気よりも低い状態(陰圧)になります。
室内が陰圧になっている場合、玄関のドアが室内に引っ張られてデッドボルトがストライクに引っ掛かり、鍵が回りにくくなることがあります。
この場合、少しだけドアを引くとデッドボルトがストライクに引っ掛からなくなるので、鍵が回りやすくなります。
また、ドアが閉まっている時に鍵が回りにくく、ドアを開けた状態の時に鍵が回りやすくなっているのは、デッドボルトがストライクに引っ掛かかっているのが原因で鍵が回らない時の特徴です。
玄関ドアのストライクはドライバーを使って取付けネジをゆるめると、位置を調整することができます。デッドボルトが接触しない位置に調整すると、陰圧が原因で鍵が回りにくくなっている状態を解消できることがあります。
ストライクの詳しい調整方法はメーカーのサイトでご確認ください。
鍵穴に鍵が入りにくくなったら
鍵穴に鍵が入りにくくなった時の対処方法は次のとおりです。
- 鍵を歯ブラシでこする
- 鍵を2Bの鉛筆でこする
- 鍵穴をPC清掃用のエアー(逆さOKの物)で吹きかける
- 鍵専用の潤滑油を使う(CRC556等の市販の油はダメ)
いずれのやり方も道具が必要です。
詳しいやり方は鍵の修理業者さんのサイトで紹介されています。
まとめ
- 鍵が回らなくなった時は少しだけドアを引いて鍵を回してみる
- 軽い力で素早く複数回回転させると鍵が回りやすくなるが推奨しない
- 24時間換気(陰圧)が原因で鍵が回らなくなることがある
- ドアの鍵にCRC556等の市販の油はダメ
ありがとうございました。
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